中国艦船:10隻が沖縄沖を南下

沖縄本島と宮古島間の公海上を浮上して航行する中国のキロ級潜水艦=防衛省提供
沖縄本島と宮古島間の公海上を浮上して航行する中国のキロ級潜水艦=防衛省提供
中国潜水艦の通過ルート
中国潜水艦の通過ルート

 北沢俊美防衛相は13日の閣議後会見で、キロ級潜水艦2隻を含む中国海軍の艦船計10隻が10日、沖縄本島と宮古島の間の公海を南下したと発表した。防衛省によると、同潜水艦の浮上を視認したのは初めてで、これほどの規模の航行は、中国海軍の活動の活発化を示しているという。北沢防衛相は「今までになかった事態。よく調べて対応を検討したい」と述べた。

 防衛省によると、中国艦隊は今月7~9日、東シナ海中部海域で訓練を実施。10日午後8時ごろ、海上自衛隊が、沖縄本島の西南西約140キロの南西諸島を太平洋に向けて進む艦隊を確認した。【樋岡徹也】

程・中国駐日大使:「中国軍ヘリ接近」日本が問題視に不快感--着任以来初会見

 中国の程永華駐日大使は27日、東京都内の日本記者クラブで2月の着任以来初めて記者会見した。中国海軍の艦船が沖縄本島と宮古島の間の公海を通過したり、海軍ヘリが自衛隊の護衛艦に接近した動きを日本側が問題視したことについて「相互信頼の精神に背く」と不快感を示した。

 程大使は海軍の演習について「国際的なルールに従い計画を公表した上での行動」と述べた。その上で「(双方が)接近した地点はむしろ上海沖で、宮古島の海峡からはるか西の中国に近い所だった」と指摘した。

 さらに「(仮に)日本の軍事演習で、中国の軍艦にしつこくつきまとわれた時はどう思うのか」と述べ、日本側の対応を批判した。また、中国の軍事力増強に対する日本の懸念については「中国の面積、人口を見れば各国と比べてもそれほど強いとか、脅威と見られるようなことはない」と説明した。【工藤哲】

中国の軍事力強化も理由 海兵隊沖縄駐留で岡田氏

 

 岡田克也外相は27日午後の記者会見で、米海兵隊の沖縄駐留に関して「朝鮮半島情勢や、中国などアジアの国々の軍事力強化を考えたとき、現在の自衛隊だけで適切に対応できるかというと限界がある」と述べ、中国を名指ししながら駐留継続が必要だとの認識を示した。

 同時に、沖縄の海兵隊の存在が地域紛争を抑止していると指摘。「いざ有事の時に、邦人救出でも海兵隊に依存する部分はあると思う」とも述べた。

2010/04/27 17:41   【共同通信】

台湾海峡ミサイル危機 (Wikipedia)

1996年に行われた台湾総統選挙で、李登輝優勢の観測が流れると、中国軍は、選挙への恫喝として軍事演習を強行し、基隆沖海域にミサイルを撃ち込むなどの威嚇行為を行ない、台湾周辺では、一気に緊張が高まった。人民解放軍副総参謀長の熊光楷中将は、アメリカ国防総省チャールズ・フリーマン国防次官補に「台湾問題に米軍が介入した場合には、中国はアメリカ西海岸核兵器を撃ち込む。アメリカは台北よりもロサンゼルスの方を心配するはずだ。」と述べ、米軍の介入を強く牽制した[1]

アメリカ海軍は、これに対して、台湾海峡に太平洋艦隊の通常動力空母「インデペンデンス」とイージス巡洋艦バンカー・ヒル」等からなる空母戦闘群現 空母打撃群、さらにペルシャ湾に展開していた原子力空母ニミッツ」とその護衛艦隊を派遣した。その後米中の水面下の協議により、軍事演習の延長を中国は見送り、米国は部隊を海峡から撤退させた。